LFE(L) | Low Frequency Effect Channel(Left) 重低音強調効果左チャンネル |
LFE(R) | Low Frequency Effect Channel(Right) 重低音強調効果右チャンネル |
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NHK放送技術研究所では「スーパーハイビジョン」のための3次元立体音響システムとして、22.2マルチチャンネル音響システムが研究開発されています。
現在のサラウンドに比較して圧倒的な数のスピーカは、「下段」−「中段」−「上段+頭上」と3層に22個のスピーカが配置され、360度の立体音響空間が形成されます。 低域には2チャンネルのサブウーファーが用いられます (人は、低音の方向感がほとんど感じられないため、低音用は立体配置までは行われません)。
22個のスピーカは、聴取者と同じ高さだけではなく、上方、下方にも配置することで前後左右、上下からの音の到来を表現することが出来る音響システムになっています。
このスーパーハイビジョンのソフトをヘッドホンで楽しむことができるように、NHK技術研究所では「22.2ヘッドホン」も研究開発されています。
22.2chの再生については、
「グループ別研究内容」−「人間・情報」−「高臨場感音響」に掲載されています。
http://www.nhk.or.jp/strl/group/ningen_joho/ningen_joho06.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89
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dolby 4ch |
dolby/dts 5.1ch |
dolby/dts 6.1ch |
dolby/dts 7.1ch |
SDDS 7.1ch |
ホームシアター9.1ch |
ホームシアター9.2ch |
ホームシアター11.2ch |
SMPTEデジタルシネマ DC28(16ch) |
NHKスーパーハイビジョン (22.2ch) |
SMPTEのDC28とNHKのスーパーハイビジョンのマルチチャンネルオーディオはサラウンドではありませんが、 将来のマルチチャンネル再生のスピーカー配置として上下方向の拡張が行われているため参考までに併せて記しました。 |
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