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■カラー
■時間:362分
■音声:モノラル
■記録方式:片面1層・2層×3枚組
■1983年放映
収録内容
■第1回:忍従の日々
■第2回:戦国無情
■第3回:両雄対決
■最終回:泰平への道
紹介
いまさらご紹介するまでもないですが、徳川家康の幼少時代からの生涯を描いた、まさに大河ドラマです。徳川家康の人物をご紹介する必要はないと思いますので、俳優さんと音楽について
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徳川家康といえば、たぬき、戦略家というイメージで、太閤記などでは比較的ふくよかだったり、恰幅のある俳優が食えない人物のように演ずることが多いかと思います。
面長でソフトイメージ、極めて近作の「おんな太閤記」では人の良い前田利家を演じた滝田栄さんの徳川家康起用は全くイメージが違うため、大変話題になりました。
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 後に多くなる外見やイメージの異なる俳優が演じるキャスティングの中でも最もイメージが異なる主演俳優だったかもしれません。
また、成田三樹夫さんの絶品の今川義元や、まだ有名ではなかった役所広司さんの豪放なイメージの織田信長でも非常に人気があった単なる豪華キャストというに留まらない俳優でも魅力的な作品です。
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音楽は富田功さんで、この「徳川家康」のテーマは民放TV番組などの時代的なBGMなどでもちょくちょく使用される人気のある曲です（フレーズ的にも使いやすいからかもしれません）。富田功さんはシンセサイザーを利用した音楽で有名です。
「徳川家康」のテーマもシンセサイザーのパートとN響とのハーモニーで作られていますが、シンセパートは、自動演奏のため、TVモニターが赤、青に明滅するメトロノームにテンポをあわせてN響が演奏している様子を当時のプロモーション番組で放送していました。
「徳川家康」のテーマは、シンセサイザーの細かいシーケンスに１つのモチーフが展開されて序所に盛り上がって行くというダイナミックな曲ですが、徳川家康の苦難から将軍に至るまでの生涯をテーマ曲でも表しているのかもしれません。冒頭のシーケンサーフレーズとシンセサイザーのヒューマンコーラスによるメロディが大河ドラマのテーマ曲の中でも印象的な作品です。
富田功さんは、大河ドラマ「天と地と」、「花の生涯」、「徳川家康」、「勝海舟」、「新平家物語」と多数を手がけています。
出演
滝田栄 / 武田鉄矢 / 役所広司 / 大竹しのぶ
近藤正臣 / 長門裕之 / 池上季実子 / 高橋恵子
石坂浩二 / 竹下景子 / 成田三樹夫 ほか
スタッフ
原作 : 山岡荘八 脚本 : 小山内美江子
 音楽 : 冨田勲
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プロジェクト
徳川家康
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